HOME>レクチャー



レクチャー
〜レブの初心者に送る0からのギター講座〜



ここは今からギターを始めるという初心者の為のギター講座です。
僕自身ギターが上手い訳ではありませんがだからこそ独自の切り口でやって行きたいと
思いますので、参考になれば幸いです。






■第6回■


ギター購入までの流れ3


○ギターを選ぶ際のチェック・ポイント○

 では憧れのギタリストが使用しているモデルに近い物を選ぶにしても具体的にどういうところをチェ
 ックしながら選ぶのかというと・・・。



  1 ピックアップ・レイアウトをチェック

    第2回で書いたようにエレキにはボディに弦の振動を拾うピック・アップが搭載されています。
    これはおおまかに分けて2種類に分類されます。
    
    まずフェンダー・ストラトキャスターに搭載されているのがシングル・コイルでシャープな音質
    が特徴です。
    
    次にギブソンレスポールなどに搭載されているのがハム・バッキングと呼ばれるシングル・コ
    イルを2つ繋いだものでシングル・コイルに比べて比較的マイルドでパワーがあり、ハウリング
    が少ないといった特徴があります。
    
    通常これらのピックアップは1本のギターに2つから3つ搭載されていて、その搭載されている
    種類やパターンが多数あり、そのパターンによってギターのキャラクターが変わってきます。

    いくつか例を上げると・・・



   3シングル
    
    3Sとも表記されるこのパターンはフェンダー・ストラトキャスター等がこれにあたります。


   2ハム
    
    2ハムバッカー、2Hとも表記されるこれはギブソン・レスポールなんかがこれにあたります。


   2ハム1シングル
    
    1H2Sとも表記され、ネックに一番近いフロントと呼ばれる位置とネックから一番遠い位置に
    ハムバッカー、その真ん中のセンターと呼ばれる位置にシングルコイルをひとつ搭載したも
    のがほとんどです。

    ちなみに管理人のこのギターがこれにあたります。



    1ハム2シングル

    これは2ハム1シングルとは逆にシングル2つ、ハムがひとつのレイアウトでフロントとセンタ
    ー位置にシングル、リアにハムがひとつついてるのが一般的で管理人のこのギターなんか
    がそうですね。
    
    ピックアップというのはサウンドに直接影響するものなのでしっかりチェックして自分の好きな
    ギタリストやこの人みたいなサウンドを出したい!と思っているギタリストのギターを参考にし
    てギター選びをしてみて下さい。



  2 ネック、フィンガー・ボード、ボディーの材質
    
    これは初心者にはわかりにくいですからあまりこだわる事もないかもしれませんが、出したい
    サウンドのギターと同じのを選ぶようにしましょう。


    ちなみにネック(握る部分ですね)はメイプルが圧倒的に多く、レスポールにマホガニーが使わ
    れているくらいですね。
    
    実際に弦押さえる場所、フィンガー・ボードはメイプル、ローズウッド、エボニーの三種類が一
    般的。見た目の色合いで言えばメイプルは白っぽくてローズウッドは茶色、エボニーはさらに
    黒めといったかんじ。

    ボディーに使われている材料はネックに比べたくさんの材料が使われていて僕が思いつくだけ
    でもアルダーバスウッド、メイプル、コリーナ、アッシュ、マホガニー、パデュークなどほんとに
    たくさんあって初心者のみなさんからすればちんぷんかんぷんでしょうがいますぐ覚える必要
    はありません。

    とりあえずこんな種類があるんだという程度に覚えておいて下さい。
    
    とはいうものの、好みの音を出すギターのボディー材を覚えておいて参考にするのもいいです
    ね。


    あとボディー材で重要なのが重さです。具体的に欲しいギターのタイプが固まっている人はい
    いですがそんなにこだわらないっていう人は重さも重要なポイントですね。

    重さが直接音に影響するかは僕自身解りませんが。メイプルのように極端に重い材料もある
    ので頭の片隅にでも入れておいて下さい。


 今回も長くなってしまいましたが次回は実際に楽器屋さんに行ってギターを買ってみましょう。




                                                                      HOME