HOMECDレヴュー>第9回



CDレヴュー
〜初心者に送るオススメ!?ギター・アルバム〜



ここはレブ@管理人が所持しているギターを弾く上で多大な影響を受けたCD、オススメCD、為になるで
あろうCDを紹介するコーナーです。

とてつもなく上手い!とかギターが凄い!というアーティストのアルバムから集めていったので、メタル中心の
チョイスになっていて、これからギターを始めるぞ!という初心者向きではないのも多いですが、参考にしてみて
下さい。






■第9回■    「MASTER OF PUPPETS」    METALLICA





「MASTER OF PUPPETS」  METALLICA 1.BATTERY
2.MASTER OF PUPPETS
3.THE THING THAT SHOULD NOT BE
4.WELCOME HOME (SANITARIUM)
5.DISPOSABLE HEROES
6.LEPER MESSIAH
7.ORION
8.DAMAGE, INC.

今回はガラっと毛色を変えて今やアメリカだけでなく、世界のモンスターバンドとなったメタリカの当
時スラッシュ・メタルと言うジャンルを世界に轟かせた3rdアルバム、「MASTER OF PUPPETS」を
紹介します。

このアルバムでメジャーデヴューする前、既に2枚のアルバムで前例のないそのスピードと超攻撃
的で過激な音楽性でアメリカ国内だけでなく、ヨーロッパでも話題となっていたそうです。

あまりの過激さに一部のメディアでは「音楽ではない!」なんて批評も出たらしいですが、アンダー
グラウンドのメディアが積極的に彼らを取り上げた事もあって、そんなマイナスな要素をも飲み込み
彼らの起こした波は大きくなっていき、インディーズにしてかなりの人気を得ていたようです。

その勢いに乗ってリリースされたメジャー第1弾のこのアルバムは全米21位を記録し、世界にスラ
ッシュメタルと言う音楽をしらしめ、広くその名を鳴り響かせると共にビッグバンドへの第1歩を踏み
出すのでした。

今でこそ重低音だとかヘヴィネスだとかラウドロックだとか言いますが、この当時のメタリカの登場
のショック・衝撃と言ったらかなりのものだったんではないかと思います。

現在のHR/HMシーンでは低めのチューンニングが当たり前になっていますがレギュラーチューニ
ングであそこまでヘヴィーさを出すのは凄いと思います。

メタリカの魅力としてもうひとつ挙げられるのが過激さとは裏腹の刹那ささえ感じられるメロディアス
さだと思うんです。一言で言えば「破壊と刹那の共存」でしょうか?

このアルバムも攻撃的で過激なサウンドに包まれていると同時に聴き易いメロディアスさも感じら
れます。

このバンドのギタリストはヴォーカル兼任のジェームス・へットフィールドとリード担当のカーク・ハメ
ットの2人。おおまかにスタイルを分けるとバッキングのジェームスとリードのカークと言う事が出来
ると思いますが、あくまでおおまかです。ジェームスもソロを弾く事はあるし、カークもバッキングは
当然弾きますからね!

奏法はと言えばギターはたっぷりでフラッシーな速弾きも聴けますが所謂弾きまくりのギターという
よりは起承転結のハッキリしたメロディアスなプレイが印象的です。

バッキング/リフはレッドゾーン的スピード違反のプレイが随所で堪能出来ます。ザックリ言うと「スピ
ードチューンとメロディアスなプレイを同時に楽しめる1枚」と言えるかもしれません。

バッキング/リフに限って言うと掟破りのスピードを弾ききる速さと体力・持久力を要求される曲が多
いです。

楽曲はスピードスピードとは言いますが重低音のミッドチューンや神秘的なインストも収められてお
りスピード一辺倒ではない一面も垣間見せてくれます。

ダークな雰囲気のアコースティックギターから一遍して破壊的なサウンドのスピードリフでのっけか
らガンガン押し捲り、アルバムのオープニングを飾る1や世界中のギタリストの手首を痛めつけてい
るアルバム・タイトル曲2、神秘的でドラマティックな大作7などかっこいい曲が目白押しです。

とりわけリフが好きな人には堪らないアルバムとも言えるでしょう。只、さっきも書いた様にかなりの
速さと持久力を必要とする曲が多いので初心者はオススメしませんが万一挑戦される人は怪我に
はくれぐれもご注意を・・・。




参考音源

BATTERY        ダークなアコギで幕をあける代表曲
Master Of Puppets   これもライブでは外せないタイトル・チューン
ORION          長さもスケールも壮大な1曲


                                                 第8回へ CDレヴューTOPへ 第10回へ




                                                                      HOME