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HOMECDレヴュー>第28回



CDレヴュー
〜初心者に送るオススメ!?ギター・アルバム〜







■第28回■    「mood swings」    HAREM SCAREM




1.SAVIORS NEVER CRY
2.NO JUSTICE
3.STRANGER THAN LOVE
4.CHANGE COMES AROUND
5.JEALOUSY
6.SENTIMENTAL BLVD.
7.MANDY
8.EMPTY PROMISES
9.IF THERE WAS A TIME
10.JUST LIKE I PLANNED
11.HAD ENOUGH

カナダ出身の4人組、ハーレム・スキャーレムの94年発表の2ndアルバムです。

華やかだったLAメタルとギター戦争がシーンを席巻していた80年代も終息を迎え、90年代に入っ
てブルースや原点回帰に向かっていくと思いきや、あの「グランジ・ブーム」が襲ってきます。

そんな中で数多くの正統派HRバンドが低迷を余儀なくされる訳ですが、そういう意味でこのハーレ
ム・スキャーレムも時代に翻弄されたバンドだといえるでしょう。

その辺の詳しい話は別の機会にするとして話をアルバムに戻しましょう。日本でのデヴュー作とな
るこのアルバムは当時エクストリームに出会って速さだけでなく、シャープで切れ味鋭いプレイに
ショックを受けていた私に、そういう意味でエクストリームに匹敵するショックと興奮を与えてくれまし
た。

実際僕はこのバンドに表面上まったく違う楽曲スタイルなものの、エクストリームと似たものを感じた
ものでした。それはギタリストのピート・レスペランスの弾くギターの「切れ味」にあったんだと思いま
す。

彼のプレイは十分に速いもののいわゆるブリブリな速弾きではなく、プレイの合間合間にはさむちょ
っとした小技的なフックの効いたフレーズや独自の解釈のアルペジオ、果てはマシンガン的なミュー
ト・プレイといった大技まであらゆるスタイルのプレイを盛り込みながらもそれを適材適所にバランス
良くコンパクトにまとめ上げています。

それにメロディアスでフィーリング溢れるプレイも特徴でフレーズの使い方もセンスが感じられます。
ここら辺は歌重視の彼ならではといったところでしょうか。

ピート本人もインタヴューで語っている通り影響を受けたギタリストにヌーノ・ベッテンコートやスティ
ーヴ・ヴァイ、ロニー・ル・テクロの名前を上げていて、それを彷彿とさせるプレイも聴けます。

先程も書きましたが楽曲のよさも折り紙付きでメロディアスかつキャッチーなHRの正統血統という感
じがします。

80年代のHRを聴いて育った人は久々に登場した伝統的メロディアスHRに歓喜する事間違い無しだ
し、聴き易いのでメロディアスなHRが好きな若い人や楽曲志向の人、曲にあったテクニカルプレイを
目指している人にもオススメです!




参考音源  
曲名をクリックして下さい。

Saviors Never Cry    冒頭のミュート・プレイが気持ちいいです
No Justice         ヴァイからの影響も感じられます
Sentimental Blvd      DrのダレンがVoをとった曲


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