■第15回■ 「FIREHOUSE」 FIREHOUSE
|
|
1.ROCK ON THE RADIO
2.ALL SHE WROTE
3.SHAKE & TUMBLE
4.DON’T TREAT ME BAD
5.OUGHTA BE A LAW
6.LOVER’S LANE
7.HOME IS WHERE THE HEART IS
8.DON’T WALK AWAY
9.SEASONS OF CHANGE
|
10.OVERNIGHT SENSATION
11.LOVE OF A LIFETIME
12.HELPLESS |
|
アメリカ、ヴァージニア州出身の4人組、FIREHOUSEの91年発表の1stアルバムです。このバン
ド、ジョン・ボン・ジョヴィやスローターのマーク・スローター、ダナ・ストラムらに見出され、彼らの協
力のもとデヴューしているのは有名な話ですね。
僕も当時ボン・ジョヴィ好きの友人に彼らの弟分という事で貸してもらって聴いたのが始まりでした。
聴いた印象で言うと兄貴分のボン・ジョヴィよりもチューニングが半音下げという事もあって若干へ
ヴィーな感じですね。
只、楽曲自体はオーソドックスかつメロディアス、キャッチー、いい意味で正統派HRで聴き易いです
。こういうところは正当血統という感じがしますね〜。彼らの強みはまさにここでとにかく曲がいい!
特に日本人には好まれる曲が目白押しです!
バンドの顔、C.JのVoもものすごくキーが高いハイトーンなんですが、HM的なキンキンさはなく(シャ
ウトするとめちゃ高いですが 笑)比較的マイルドで楽曲にマッチしていると思います。
Gのビル・レバティーは所謂弾きまくりではなく、テクニカルなところはそこそこにあるものの、ほんと
楽曲にマッチしたプレイを聴かせてくれていて、ツボを心得たプレイを身上としているようです。練習
好きで研究を怠らないところも高感度高いですね〜。
作曲・アレンジに時間をかける彼ららしくほんとに聴き易い曲ばかりでデヴューにして日米両国でヒ
ットしたのも頷けます。
正統派HRナンバー2、アコースティックギターで軽快に始まるポップな4(ラジオでよくかかってたな
〜)やシャッフルビートで引っ張ってくれる6、幻想的な雰囲気の大作7、ビル流クラシカルアコース
ティックピース9、出だしのC.Jのハイトーンヴォイスが強烈な10、涙なしでは聴けないバラード11、
疾走ナンバー12など、あ〜書ききれない〜!(笑)とにかく聴き応えは十分です。
90年代を担う存在として登場した彼らですが80年代のHR大好きな人にはすんなり入っていけると
思うし、歌重視のバンドをやりたい人には大いに参考になるのでは?なおかつそこそこのテクニック
を使う場も欲しい人にはもってこいかと思います。
みんなで楽しくバンドをやりたいって人にはお勧めです!リラックスして肩肘張らずに聴けるので車
で聴くにもいいかも・・・。?
参考音源 曲名をクリックして下さい。
ALL SHE WROTE メロディアスな彼らのヒット曲
DON'T TREAT ME BAD 大ヒットしたライブでの定番曲
LOVE OF A LIFETIME 泣きのバラード |