■第44回■ 「COVERDALE・PAGE」 COVERDALE・PAGE
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1.SHAKE MY TREE
2.WAITING ON YOU
3.TAKE ME FOR A LITTLE WHILE
4.PRIDE AND JOY
5.OVER NOW
6.FEELING HOT
7.EASY DOES IT
8.TAKE A LOOK AT YOURSELF
9.DON’T LEAVE ME THIS WAY |
10.ABSOLUTION BLUES
11.WHISPER A PRAYER FOR THE DYING |
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あのジミー・ペイジがデヴィッド・カヴァーデイルと組んだ衝撃のユニットの1stアルバムです。
ジミー・ペイジといえばもはや説明不要の3大ギタリスト。レッド・ツェッペリンでハードロックの石杖
を築いた人。かたやデヴィッド・カヴァーデイルはレッド・ツェッペリンと並ぶハードロックの雛型、デ
ィープ・パープルの第3期ヴォーカリストとして、脱退後は自身のバンド、ホワイトスネイクの象徴
として永くシーンを牽引してきた重鎮ですが、その二人が組むということで最大級の激震だった事
はいうまでもありません。
ジミー・ペイジのギター・プレイも一時精細を欠いていたこともあったようですが、このアルバムで見
事復活!素晴らしいプレイを聴かせてくれています。
ペイジが曲を書いているので、曲調も当然ZEPの雰囲気を漂わせ、まさに新時代のZEPという感じ
で、あの歴戦のツワモノであるカヴァーデイルがVoでもプラントを思わせてしまうところは流石とし
かいいようがありません。
ギター・プレイ、曲作りやアレンジすべてに卓越したものを感じさせるペイジは、もはや「マルチ・プ
レイヤー」などという言葉さえ陳腐に感じさせ、参考にするところは多いでしょう。
それよりもなによりも「かっこいい!」ということこそが重要。それを教えてくれるアルバムでもあり
ます。そんじょそこらの若造バンドでは出しえない大人の渋みを感じさせる一枚!
参考音源 曲名をクリックして下さい。
SHAKE MY TREE かっこいい〜
TAKE ME FOR A LITTLE WHILE 壮大なスケールの大曲
PRIDE AND JOY アコースティカルでリズミック |